
前項に続きまして、コピーライティングのコツについて説明していきましょう。
③文字数に気を付ける
商品のキャッチを考えるとき、あれもこれもどれも全てキャッチコピーで教えてあげたくなるもの。これは普通の人間心理なので当たり前なのですが、コピーライティングとしてはNGです。なぜなら内容量が多すぎると、よく見づらくなり、結局見なくなってしまうからです。
そこで、気を付けたいのが文字数!
商品の特徴にもよりますが、基本は25文字以内がベストです。どんなに多くとも35文字を超えたらもう見なくなってしまうと思っても言い過ぎではないと思います。
例えば「iPhone7」の商品を売るキャッチコピーを考えるとします。
A,とうとうSuicaも!話題のiPhone7緊急入荷
B.SuicaもPASMOも防水まである!カメラ性能も大幅アップ!新世代スマホiPhone7とうとう入荷
こんな2つのコピーがあります。ちなみにAは25文字、Bは50文字となります。どっちが見やすいですか?
やはりBだとその1文だけならともかく、ヤフオクのようなラインナップされている一覧を想像してみてください。間違いなく見づらいですよね。
色々ある機能でも、どれか一つに絞ってそれを強調する!上記のiPhone7なら、Suica搭載を待っていた人は、Aはインパクトがありますが、BがSuicaは薄まっていてインパクトなくスルーしてしまいます。
④好奇心を刺激させる
何度も書いてしまいますが、いかに興味を持たせ、インパクトを与えるかがポイントのコピーライティング。上記の③にもつながる話ですが、キャッチであれもこれも説明してしまうと、購買者は、そこで満足してしまいフィニッシュです。
例えば、またまたiPhone7で例にすると、
「iPhone7、カメラ機能が凄い!レンズが2つあるってホント?」
などと質問型をキャッチに入れて、購買者の好奇心を刺激されてあげましょう。正解を言えば大きなタイプのiPhone7plusにはデュアルカメラと言って、背面に2つのレンズが。ズームしないときは広角レンズを、2〜10倍ズームで撮影するときは望遠側のレンズを使うという迂回わけができるのですが、このあたりを本文で説明をして、こんな人はiPhone7向き、こんな人はiPhone7plus向きなど上手くiPhone7、iPhone7plusへの購買意欲を増させていくというわけです。