
では、とうとう最後の章になりました。ここでは、やはり一番気になる問題!「コピーライティング」は儲かるのか?という観点で話を進めていきたいと思います。
コピーライターには大きく分けて2種類ある
コピーライターと言う職種は、大きく分けると2種類に分かれます。一つが、企業に雇われているいわゆるサラリーマンコピーライターと、一つ一つ、企業などと契約を行うフリーランスコピーライターです。
まず、サラリーマンコピーライターは、お金の件で儲かるかどうかと言うと、特段そうではありません。例えば、営業職だって大手と中小では給料や待遇が違うように、コピーライターも同様で。大卒の初任給は20万ちょっとくらいとほぼどこも横並びだと思います。
差が出てくるのは、やはり40代くらいから、ライバル企業にヘッドハンティングされるような腕前出会ったら、年収1000万円も夢ではありません。
また、サラリーマンコピーライターの一番のメリットはやはり人脈の構成です。下記のフリーランスコピーライターの場合、いかに人脈があるかが勝負になるので、企業が持つ人脈を構成できるのは、大きなメリットです。
対して、フリーランスコピーライターは、まさに実力の世界!前章で挙げたような糸井重里氏や谷山雅計氏のようなトップコピーライターは、軽く大台を超えているのではないでしょうか?
フリーランスコピーライターは、まさに実力の世界。キャッチコピーはセンスの世界なので、飛び込んで実績が作れないとは言えません。しかし、サラリーマンコピーライター比べ、保険や年金などでも全て自分で払うことはもちろん、会社と言う後ろ盾はありません。個人的意見としたら、まだ若い時なのなら、サラリーマンコピーライターで実力と人脈を築き、自信が出てきたらフリーランスと言う道がベストな選択肢かもしれません。
やはり1行で儲けられる効率の良さは魅力
コピーライターと同様に、文章力とセンスが要求される小説家は、同じくヒットすれば大きいという面は共通しているものの、1作を書き終えるのに1か月、苦戦すると何年なんてこともある世界。
対して、コピーライティングは、基本は1行がほとんど。その1行にいかに心を掴むかがポイントなので、簡単ではないですが、センスさえ磨けば、たった1行考えるだけで儲かるわけですから効率の良さは魅力です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今は完全にネット社会。今後はますますその流れが顕著になるでしょう。今までは新聞広告やポスターなどのコピーライティングの比率が大きくとも、これからはネットの時代なので、書き方、作り方も変化していきます。言い換えれば、新たなトップコピーライターが誕生するチャンスの時でもあるのです。是非、後世まで印象に残るような名キャッチコピーを考えてみてください。