
よりハイレベルのコピーライターになろう
やはりコピーライティングの世界は群雄割拠。正直、経験も大事ですが、それ以上に大事なのが【センス】。そのため、若手でも一気にハイレベルのコピーライターになる場合も多く、群雄割拠の世界と言うわけです。
逆に、言い換えれば、例え初心者であっても、一気にプロレベルの腕にならないとも限らない世界なのです。
そこで、前項まででコツを抑えた今、今度はよりハイレベルなコピーライターを目指して、ポイントを抑えておきましょう。
ポイント1,基本読者は読んでくれないと思え!
ライティング初心者だと、過去の文章作成のクセが抜けないもの。例えば、大学での卒論などでも、相手(教授)が読んでもらえることを前提に書きますよね。例えば、多少難しい言葉を羅列していても、長文になっていて、読みづらくとも、だから読まない!なんてことはあり得ません。
しかし、コピーライティングの世界は違います。相手は、その商品やサービスを基本、買おうなどと思っていない人向けなのです。(初めから購買意欲のある人はコピーなんて要らないですからね)
そんな人の場合、基本読んでくれないものと思ってライティングする必要があります。もちろん、どうせ読んでくれないから適当にということではありません!
ワンフレーズのキャッチコピーだったら、短い中に、よりインパクト(印象に残る)ワードを残すとか、文章系のコピーだったら、前述したように、難しい分かりづらい’(例えば新しいカタカナ英語など)ワードをなるべく使わない、長文にならずに、2~3行上手く段落に区切るなど、相手が読む気がない人出の振り向いてもらえるようなキャッチコピーを考えましょう。
つまり、極端なことを言えば、子供さん相手に話をしていると思うくらいの、分かりやすいさが大切だったりするわけです。
ポイント2,お客さんが知りたいことは何なのか?
例えば、コスメの商品を売りたいコピーライティングをしたいとします。当然ながら、読んでいる人は、コスメを売りたい人でも、買わせたい人でのないですよね。
ポイント1にもつながってくる話ですが、コスメについて何を知りたいのか考えましょう。たいていの場合は。【①価格②使用後のレビュー】この2点が大きいウエイトを占めると思います。価格に関しては、キャッチになるかならないかは状況によって異なってくるので、ここで推したいのは、使用後のレビューということになります。
なので、キャッチには、具体的な使用した感想(「〇〇を使ってみて、早1か月、半信半疑だったのですが、みるみるうちにお肌が…」など具体的事例を載せると想像しやすいですし、そんな答えを求めていた人はインパクト大キャッチとなるわけです。