
では、前章まででメリット、デメリットを把握したうえで
いざ仮想通貨取引を始めてみましょう!
では、どこで仮想通貨は買う事ができるのでしょうか?
もちろんコンビニやデパートで
「仮想通貨下さい」
「ビットコイン下さい」
何て言われても笑われてしまいます。
ここでは分かりやすく仮想通貨を購入するまでのフローを説明したいと思います。
①購入する可能通貨銘柄を決める
まず、仮想通貨と一言で言っても様々な銘柄があります。
株を買うと言っても、どこの企業の株を買うか決めるのと同じように
仮想通貨も種類があるので、
それらのなかから選ぶ必要があります。
その種類は、海外でのみ取引をされているものも含めて
1000以上あると言われており、
なかにはかなりセキュリティが甘い危険なものも含んでいます。
では、数多くある仮想通貨の中から、
どうやって銘柄を決めるべきなのでしょうか?
一つの指標が、日本の金融庁が発表しているホワイトリストです。
これは金融庁が審査をして安全に取引ができると認めたもの。
担保ではないので暴落してもなんら保証してくれるわけではありませんが、
日本国内だけでなく世界的にもこのホワイトリストが注目されています。
現在、ホワイトリスト入りしている銘柄は以下の19種類です(2018年1月現在)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- モナコイン(MONA)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ネム(XEM)
- カウンターパーティー(XCP)
- フィスココイン(FSCC)
- カイカコイン(CICC)
- ネクスコイン(NCXC)
- ザイフ(ZAIF)
- ビットクリスタル(BCY)
- ストレージコインエックス(SJCX)
- ぺぺキャッシュ(PEPECASH)
- ゼン(Zen)
- コムサ(CMS)
- キャッシュ(QASH)
取引実績では、やはりビットコインが1番で、
次いでビットコインキャッシュとイーサリアム、リップスなどが続いています。
また、海外で人気のモネロ(XMR)やダッシュ(DASH)のような仮想通貨が匿名性が高いので
ホワイトリスト入りしていないと言われています。
➁取引所の口座開設をする
お金を預ける場合は銀行に、株を売買する場合は証券会社に口座を作るように、
仮想通貨も取引所といわれるところに口座を開設する必要があります。
有名なところでは、ローラさんのCMでもお馴染みのDMMビットコインや、
GMOコイン、bitflyer、zaifなどがあります。
(詳しくは後の章で後述します)
例えば、日本郵政の株式は野村證券では買えるけど、
楽天証券では買えないように、
仮想通貨取引所も扱っている銘柄は変わってきます。
1000ほどあると言われており、ホワイトリスト入りしているだけでも
20種類ほどありますが、3~4種類とという取引所がほとんどです。
そのため、銘柄を決めてからなら
その銘柄を扱っている取引所の口座開設を、
逆に口座開設をして、そこで扱っている銘柄から選ぶという方法もあります。
口座開設は銀行口座開設と同様、
個人情報の入力や本人確認、一定の審査などがあります。
③取引所で仮想通貨の売買ができるようになる
無事、取引所に口座開設ができたら、
あとは、その口座に入金して、
好きな銘柄の仮想通貨を買えばOKで、
仮想通貨を買ったら同時に売って日本円に戻ることも可能になります。
まとめ
仮想通貨取引を始めるまでの流れ(フロー)をまとめてみました。
意外と?簡単だと思います。仕組み的には銀行や証券会社と変わらないので
始める気になったらすぐ始められますよ。