
前章で仮想通貨のメリットを説明しましたが、
どの世界でもそうですが、表もあれば裏もあるように
メリットだけというわけにはいきません。
しかし、仮想通貨取引を始めるには
メリットだけでなくデメリットもしっかり把握することは大切!
しっかりデメリットも理解したうえで取引すれば
安心というわけです。
ここでは仮想通貨のデメリットについて説明したいと思います。
仮想通貨のデメリット
・ギャンブル要素が高い
これはデメリットではなくメリットでしょと思う人もいるでしょうが、
有名なビットコインはかつて1年間で価値が20倍になるなど
ほとんどの銘柄が価値が10倍、100倍と短期間でなっています。
その後、超下落をして高騰後に投機目的で始めた人の多くが大損をしてしまうなど
仮想通貨は発展途上のものだけに、
価値の乱高下も不安定でギャンブル要素が強いです。
もちろん価値が上がれば儲かりますが、
損をするという可能性もしっかり押さえておく必要があります。
・セキュリティがまだ未熟
コインチェックでの流出事件が有名ですが、
あれはクラウド上にそのまま仮想通貨ネムを保管したままにしたのが原因で、
あまりにも初歩的ミスだと言われています。
それは取引所が問題あったにせよ、
仮想通貨は一般的な紙幣や金などと違って
目に見えるモノは何もありません。
全てはデータとしてネット上で取引するだけなので、
セキュリティ対策として強力なハッカーなどが出現しないとも限らず、
まだまだセキュリティ面で不安を残していることは事実です。
・保証がない
別に仮想通貨は、円やドルなどと違って、特定の国の担保、保証というものがありません。
例えば、仮想通貨の取引所が倒産してしまい、
返す資金がなかったとしたら、
てるみくらぶやはれのひが倒産して泣きを見た利用者がいたのと同じで
保証はないので、預けていた仮想通貨がパーになることもゼロではないのです。
その変わり、国境がないので、国際送金が早く安い、どの国でも同じ価値で使えると言ったメリットが発生するわけで、
まさに表裏と言えます。
・アドレスを覚えるのが大変
例えば、ビットコインの場合、人間には読めない組み合わせの文字列なので、
コピペもしくはQRコードをカメラで読み取りをして、
正確に読み取らないと間違える可能性があります。
万一、間違ってしまったらチャージバックができないので
そのまま取り戻せなくなってしまいます。
おっちょこちょいの人には大変な作業といえますね。
まとめ
仮想通貨の最大のデメリットは
やはりギャンブル要素が強すぎる点ではないでしょうか?
誰も1年後の相場が読みづらいのが仮想通貨の世界、
生活費をつぎ込んだりはせず、
あくまでも余剰金で始めるようにしましょう。