
日本の場合、仮想通貨は先日起きてしまったコインチェックでの
仮想通貨ネム(NEM)の流出事件や
2014年におきたマウントゴックス社のビットコイン消失事件が
ニュースで大きく取り上げられることで、仮想通貨の存在を知った人も多く、
ネガティブなイメージを持っている人も少なくないと思います。
ただ、アメリカや中国などではあちこちの実店舗でも支払いができているようになっていたり、
日本でもビックカメラを始め、続々と使用できるお店も増えている状況。
まだまだ投資目的として優良という声も多い仮想通貨。
しっかり、メリットとデメリットを知って正しい知識を入れましょう!
ここでは仮想通貨のメリット、デメリットを紹介します。
仮想通貨のメリット
・国の思惑に左右されない
一般的な円やドルといった通貨の場合、
通常の国の価値だけでなく、
例えば日本は輸出が多いので、
日銀の政策でも円安傾向になるよう
仕向けているなど、
国の思惑がどうしても絡んできます。
しかし、仮想通貨はどの銘柄も国は絡んでこないので
国の思惑とは関係なく取引ができます。
・国境がない
例えば、日本でも知名度が上がっているビットコインは、
既にビックカメラを始め、多くの実店舗の支払いに使えるようになっていますが、
これは外国でも同じ。
つまり、スマホ等でビットコインを購入して、ネット上に保管しておけば、
特に両替などしなくともビットコインが使用できる所なら、
その時のレートで支払いができ、国境がなく、その国の通貨という概念がなくなります。
・国際送金が早くて安い
現金を諸外国に送金する場合は、アメリカ、韓国などの身近な国であっても
送金完了まで2~4日ほど、
手数料も国内で送金(振込)したのとはけた違いの手数料がかかります。
しかし、仮想通貨なら、そもそも国境がなくネット環境さえあれば取引できるので、
即時と言う早さで、手数料も格安で済むことができます。
・チャージバックが不要
銀行振り込みやクレジットカードといった従来の支払い方法では
チャージバック(組み戻し)ができ、チャージバック詐欺も横行していますが、
仮想通貨の場合はチャージバックができないので、そんな詐欺からも防ぐことができます。
・ハイパーインフレでも安心
まさか日本は大丈夫だと思っている人が多いですが、
借金大国であることには違いなく、一気に何かしらで信用を失う事になれば、
ギリシャのように国として成り立たなくなる可能性もゼロではありません。
そうなると、国の保証があっても通貨の価値はダダ下がりをして、
ハイパーインフレを巻き起こすのです。
ジンバブエでは一時期、パン一つ買うのに、〇兆ジンバブエと言う
桁違いのインフレが起きましたが、
仮想通貨なら国は関係ないので、そんなハイパーインフレ時でも
国際的に価値を変えずに使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現状での仮想通貨の最大のメリットと思っている人が多い
投機目当てに関しては、あえてメリットではなく
次章のデメリットで説明したいと思います。
メリット、デメリットをしっかり理解すれば
かなり便利に使う事ができる仮想通貨。
知っている人だけが得をするわけで、知らないと損をしているというわけですよ。