
仮想通貨は、その名の通り、仮想の通貨なので、現金や金のように目の前に何か見えるものではありません。あくまでもネット上の数字だけの取引、高騰しても下落しても実感は湧きづらいデメリットがあります。
コインチェック騒動の時も、あまりにも額が大きいのもあり、数字上消えただけで現ナマが消えたわけではないこともあり、あまり実感が湧かない人が多かったようですが、数字上だけとはいえ、個々人の大切な資産!
しっかりと信用のおける取引所を見極めることが、仮想通貨取引の第一歩となります。
ここまで4点、仮想通貨取引所を選ぶポイントを紹介してきました。続きを見ていきましょう!
仮想通貨取引所を選ぶポイント!
⑤ユーザー数と取引高をチェック
国内だけでも10社以上の取引所が存在しています。そのなかには、登録済のところ、未登録のところ、登録申請中のところが混在しています。
仮想通貨取引に必要な取引所口座開設には、例えばゴールドカードを作るような年収制限などの条件はなく、身分がしっかり証明できれば基本的にOKです。
そのため、早くもいくつもの口座を開設して比較しながら取引をしている人も少なくありません。
そうなると、やはり市場原理が働きますので、評判の良い取引所は自然とユーザー数が多くなります。ということはユーザー数で取引所を選ぶのも分かりやすい基準の一つです。
ただ、注意したいのは、例のコインチェックは出川哲郎さんのCMをきっかけに一気に知名度を上げて、ユーザー数を爆増させましたが、セキュリティレベルがいまいちで騒動を引き起こしました。そのため、知名度だけで選ぶのはやめて、1つの基準として見るようにしましょう。
また、取引高もチェックポイントです。取引高が多ければ、それだけ取引所内で、安く買えて高く売れる可能性が高くなるということ。現に、ビットコインならビットコインで、取引所によって結構価格差が生じているので、取引したい仮想通貨銘柄の、その時の取引所ごとの価格差もチェックしておきましょう。
⑥補償サービスはあるか?
何度も例に出して申し訳ないですが、コインチェックが仮想通貨ネムを流出されたのち、日本円で返金を約束しましたが、別にこれは取引所のルールで、法律で義務付けられているわけではないのです。
言い換えれば、コインチェック騒動も、もしこのままコインチェックが破産手続きをしてしまえば、1円も戻らず泣き寝入りも考えられたことなのです。
仮想通貨取引所によって、不正出金のの場合など条件付きで、最大500万円まで対応、100万円まで対応など補償サービスがあるところも。
補償サービスも有無、そしてその補償額もチェックしておきたいですね。